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ラジウム温泉について

ラジウム温泉とは

日本で有名なラジウム温泉といえば、山梨県の増富温泉、鳥取県の三朝温泉、それと岩盤浴の玉川温泉が特に有名です。特に玉川温泉は古くから「難病を治す」とされ、昭和の初め頃東北大学医学部や岩手大学、弘前大学などにおいて盛んに研究され、その研究で博士の学位を贈られた学者が8名にも上るほど。

ラジウム温泉は地底の中で天然の放射線を放出している放射性鉱石で、常時アルファ・ベータ・ガンマー線を放出しています。
ラジウムが水を通過しますと放射性を持つラドンとトロンというガス体が発生します。
地下水が放射性鉱石の近くを通って湧いて出たのがラジウム温泉です。
ラジウム温泉は体内の停滞している老廃物を取り除き、自律神経系統の復調に効果を示します。これにより自然治癒能力が高まり、さまざまな病気に対して効力が発生します。

ラドンやトロンは、イオン化作用が強い物質です。
体内に取り込まれることで、血液や細胞に作用して新陳代謝を促進させたり、神経痛などの病気に対しても効果を発揮するといわれています。また、飲泉として、痛風、糖尿病、リュウマチ、神経痛、婦人病、高血圧などに効果があるといわれます。

 

放射線ホルミシス効果

ホルミシスとは、何らかの有害性を持つ要因について、有害となる量に達しない量を用いることで有益な刺激がもたらされることであり、その要因は物理的、化学的、生物学的なもののいずれかである。例えば紫外線は浴び過ぎれば皮膚がんの原因となり、また殺菌灯は紫外線の殺傷力によっているが、少量の紫外線は活性ビタミンDを体内で作るために必要であり、この活性ビタミンDは血清中のカルシウム濃度を調整するものであって、もし不足すればクル病の原因となる。ホルミシスの語源はホルモンと同様にギリシア語のホルマオ(興奮する、の意味)である。

放射線は大量に浴びると身体に害を与えます。しかし、少量の場合はどうなのでしょうか?お酒でも一気に飲むと急性アルコール中毒になりますが、少しずつ飲めば百薬の長と言われています。
放射線は自然界の10倍から100倍程度であれば、健康面にプラスに働くということが分かってきています。
宇宙では飛行士たちは地上よりもはるかに大量の放射線を浴びています。しかし、彼らの帰還後の検査の数字が、一様に宇宙へ行く前よりも良くなっていたのです。そこで、ラッキー博士は放射線を浴びると、生物はどのような影響を受けるのかという実験を行ったのです。
ここで、興味深い結果が判明しました。低線量の放射線を浴びた場合は、生物に良い影響があるという実験結果が出たのです。このような働きが、まるでホルモンのようなことからホルミシスと言われるようになりました。

ホルミシスという言葉が最初に用いられたのは菌類の成長を抑制する物質が低濃度では菌類の成長を刺激することを表現するものとしてであり、「少量の毒は刺激作用がある」とするアルント・シュルツの法則の言い直しである。1978年にミズーリ大学のトーマス・D・ラッキーは「電離放射線によるホルミシス」において低線量の放射線照射は生物の成長・発育の促進、繁殖力の増進および寿命の延長という効果をもたらしうると主張して注目された。また翌1979年春に東京で開催された国際放射線研究会議において中国では「自然放射線の非常に高い地区に住んでいる住民の肺癌の発生率が低い」ことが発表されると、スリーマイル島原子力発電所事故調査委員長のFabricantが興味を示し、国際調査団Citizen Ambassadorを中国に派遣して以降、放射線ホルミシス研究が盛んになった。

※ウィキペディアより一部抜粋